依存症一覧

【依存症】水のように生きる、ということ。

水は、たとえば川を流れるとき、川の在り方に沿ってしか、流れていけません。 傾斜・角度・川幅・方向…すべてが外の力で完璧に決められていて、それを水自身はどうすることもできません。 しかし、水自体はどんな形にもなれる。 速く流れることも、激しく打つことも、穏やかに揺蕩うことも。 そして、水は、水以外の何物でもなく、唯々、水であり続けます。 こっちの水とあっちの水のどちらが優れているとか劣っているとか、水自身は何も比べません。 比べる気持ちがある人(第三者)が、その気持ちを込めた目で視て、優劣を勝手に決めつけているだけ。 その勝手な優劣は、人の目の数だけ存在することになります。これが他人の評価、というもの。

【依存症】回復のそれぞれのタイミング=「啐啄同時」

アルコール依存症の回復は三歩進んで二歩下がるような、一進一退の経過を辿ります。 それは本人にとってもご家族にとっても苦しい道のりです。 「なぜわかってくれないのか?」「なぜうまくいかないのか?」 歯がゆい日々に嘆く夜もあったのではないでしょうか? 今日は禅語で依存症からの回復について考えてみました。

【依存症】禅・仏教に学ぶ 自分を責めなくてもいい理由

私はよく、自分という存在に、固執しがちです。固執して、苦しんできました。「私」「俺」「僕」という一人称に。俺が○○だからすごい。私が○○をしてあげた。僕は○○だからダメだ。しかし、インドの大乗仏教に位置する唯識思想では、『「自己」は、あるようでなく、ないようである。』という考え方が存在するのです。

【依存症】映画に学ぶアルコール依存症の怖さ(『ウォーリアー(原題:Warrior)』2011年アメリカ)

「お前がそうぐちぐちいうから飲むんだ!」とか言って、お酒を抱え込んでいませんか?そのうち、気が付いた時にはトミーのお父さんみたいになっていますよ?孫にも会わせてもらえない、寂しく「1000日たったんだと、信じてくれ」と誰も聞いてくれない独り言をつぶやくだけの人生を送ることになりたくないなら、いま、ここで、立ち上がるべきなのです。

【依存症】依存症に対する偏見の深刻さ

丸山穂高議員の言動に端を発した辞職勧告案が立憲民主党や日本維新の会など野党6党派から提出されました。日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は15日、日本記者クラブで会見し、戦争による北方領土返還を元島民に質問し、維新から除名された丸山穂高衆院議員について「ことの重大さに早く気付いて、潔く身を処すべきだ」と述べ、重ねて議員辞職を促したとのことです。この騒動を見ていて、日本の依存症に対する理解の無さについてちょっと思うところがあり、まとめてみました。