月別アーカイブ: 2019年3月

【社会福祉士】相談援助展開の8つのステップ

相談援助の展開過程は、8過程である。

ニーズキャッチ、インテーク、アセスメント、プランニング、インターベンション、モニタリング、エヴァリュエーション、ターミネーション、である。

①ニーズキャッチ

ニーズキャッチは、アウトリーチ等により利用者の顕在・潜在ニーズ両方を発掘する行動である。

現代では生活問題が複雑化・多層化しており、SOSを出せない、窓口に行くことができない人が増えている。支援の入り口を創るためには、待ちの支援では予防的介入・早期介入が難しい。一見すると目に見えにくい問題を想像して、引きこもりや路上生活者や高齢者や若者に自ら出会いに行き声をかけることで、支援が届けることができない人たちに出会う努力をしなくてはならない。

②インテーク

インテークは、面接であり、相談援助の最初の手段として行われることである。

実務者によるとまずは「今日ご飯食べた?おなか空いてない?」と開始されることが多いという。留意点として、相談者はアウトリーチしたときには限界状態で、何日も食事を取っていなかったり寝ていなかったりして、正確に話ができない状況である点を念頭におくべきである。本人、家族、環境、地域、社会資源、社会参加などの状況を幅広く入手し、マッピング技法などを用いて情報を視覚化する。そのうえで解決すべきニーズや希望を明らかにし、その目的に応じた具体的な支援の目標を設定する方向に検討の方向性を向けていく。この場合特に注意するべきは、本人が主訴として訴えている問題や要望がニーズとは限らないという点である。本当に解決したい問題なのは何なのか?突き詰めて考え明らかにする必要がある。

③プランニング

プランニングは、支援計画立案である。短期・中期・長期の目標設定をし、目標ごとに具体的な支援内容と方法をブレークダウンして設定する。

期間や頻度を数値化し、クライエントと共有して設定する。あくまでもクライエントが自己実現を可能にするために自ら自発的に達成したい目標に対して、我々ソーシャルワーカーはエンパワメントの考え方で寄り添うのであり、クライエントが寄りかかって生きていくような状況を創ってはならない。また、クライエントに対してのリスペクトを忘れ、専門家としての自負に目を眩まされ手段を強硬的に推し進めてしまうような事もあってはならない。あくまで本人が人生をより良く生きるためのサポートであると肝に銘じるべきである。

④インターベンション

インターベンションは、実際の支援開始・介入をさす。

介入には、直接的介入と間接的介入とがあり、直接的介入はクライエントに、間接的介入は、クライエント以外の環境や社会資源への働きかけである。個人情報の取り扱いには十分に注意を払い、守秘義務を遵守する。それを前提として、さまざまな多職種・異業種のメンバーに働きかけ、柔軟に不屈の精神で問題の介入に取り組んでいく。1件1件の事例のみのミクロにとらわれず、マクロへのインターベンションも忘れてはならない。地方行政や地元政治家に地域福祉の問題解決の提案や訴えを行い社会の変革へのアウトリーチを断続的に行っていくなど、資源が無いなら創るといった抜本的な改革も視野に入れてソーシャルワーカーは声をあげていくべきだと考えられている。

⑤モニタリング

モニタリングは、支援経過の観察である。

プランニングで設定した目標と照らし合わせて現在の支援状況、満足度や充足度、新たな課題やニーズなどを再検討し、必要に応じて再アセスメント、つまりもう一度プランニングを修正加筆していく。

⑥エヴァリュエーション

エヴァリュエーションは、支援の事後評価である。支援目標に対して達成できたか、できなかったか、どの程度達成できたか、インターベンションが適切だったか、支援前と支援後ではクライエントと周辺環境とで何が変化したのか、振り返り評価する。

⑦ターミネーション

ターミネーションは、支援の終結と効果測定である。

つまりクライエントへの支援を終える、ということであり、クライエントが不安を抱かないように段階的に行う必要があること、再利用について受け入れ準備があることや、再度相談する場合に抵抗がないよう配慮して窓口情報を提供すること、の2点に特に留意すべきである。問題が解決された、あるいはもうクライエントが問題は残るものの水から対応できる、という状況がクライエントと援助者双方で共通認識が持てている場合、終結となる。

ソーシャルワーカーとしてひとつのケースが終結した場合、ケースを振り返り客観的に評価して、援助者としての支援の質の向上に継続的に取り組むことで、同室の問題を抱えたクライエントを支援をする場合によりベターな支援はなんだったのか、今までよりもさらに妥当性や適切さをもって支援活動できる基盤となる。また、客観的な効果判定はクライエントや社会忍耐する説明責任を果たす上で非常に重要である。

【社会福祉士】ソーシャルワークの歴史的な形成過程

ソーシャルワークの形成過程は、産業革命の諸問題に端を発する。

貧困が最も重大な問題のひとつとして認識され、社会調査が行われた結果、個人に問題があるのではなく、経済活動を優先する社会が貧困を生み出していることが明らかになった。このことから、ソーシャルワークの源流が生まれた。

COS(慈善組織協会)発足からの「基礎確立期」

COS(慈善組織協会)が発足する。組織化された慈善事業は、友人として対等な立場に立って積極的に接点を持つというアプローチを実践した。これはやがてケースワークの発展に寄与することとなる。

セツルメント運動も社会的弱者の立場を身を持って経験することで社会福祉の向上を図ろうとする事業の展開として発足した。

この活動の特徴は、子供たちや移民や労働の問題に、グループの力を使ってアプローチした点にあり、グループワークやレクリエーション療法に発展する源流となっている。YMCAやYWCA、ボーイスカウトやガールスカウトなどの青少年団体等の活動も、グループワーク・コミュニティーワークへと発展していった。

「基礎確立期」はケースワークの確立を特徴とする。COSの活動はアメリカに広がる。この時代にケースワークはCOSの友愛訪問から脱却し科学的かつ客観的な観点から支援を考える方法として体系化されていった。ソーシャルワークは慈善事業から専門職への進化に向かう。ミルフォード会議によって「専門化」「ひとつの専門職としてまとまり」をもつ活動に発展していく。また、ソーシャルワークほどではないが、この時代、グループワーク・コミュニティワークにも専門化の兆しが現れている。ソーシャルワーカーたちが集まる会議においても問題中心であった会議から技術中心の会議への変化が見られた。

グループワークが取り入れられ始めた「発展期」

第二次世界大戦でさまざまな形で分断され脆弱化した家庭基盤に求められ、ソーシャルワークはその要求にこたえるべく「発展期」を迎える。この時代に最も特徴となる発展は、グループワークの形成である。コイルやニューステッターらにより、グループワークが学問として教育されたり、全国ソーシャルワークグループ会議において議論されるようになり、地域社会のニーズに応える組織化された住民参加型インターグループワークの理論を確立するに至る。以前から地域における援助活動の展開が重要視されてきたが、特に第二次世界大戦後、コミュニティの自己決定やコミュニティ構成による具体的成果が求められる時代的背景の求めにより、専門職としての業務遂行能力や基盤となる理論が必要となった。

技術主義的在り方からの脱却=「展開期」

1950年代半ばから、ソーシャルワークは展開期を迎える。それは、失業や貧困だけでなく、さまざまな社会問題の出現とその解決が求められ、社会変革を必要とした時代背景が大きく起因している。パールマンにより、かつて対立関係にあった診断主義と機能主義の折衷を図った「問題解決アプローチ」が提唱された。生活上の困難は個人の病理などが原因ではなく、当たり前に生じる問題であり、問題の解決に取り組み続けることが人間が生きる過程であるという見方を示した。クライエント自身が、ワーカーとの関係のなかで自発的に機能を活用しながら問題解決に向けて進んでいく過程を形成する支援がケースワークであると定義した。この時代において、技術主義的なあり方に傾倒してしまっていたケースワークは、当時の社会的な問題に対応できなかったことから厳しい批判にさらされ、パールマンの論文である「ケースワークは死んだ」にもあるように、広範囲の社会計画や制度の変革が必要であるとして、「社会的要因」への視点を取り戻していく。クライエントの立場に立ち、制度や施策を含めた社会資源の開発や改善など大きな枠での改善を目指す活動を重要視し実践する活動へと方法論・技術として発展していくのである。

ソーシャルワークの統合化(人+状況+関係の在り方全体)

現代につながる最後の系譜として、ソーシャルワークの統合化とジェネラリストアプローチの成立に我々はたどりつく。この流れは、現代ソーシャルワークの特質を反映するものである。今までそれぞれに専門化・発展してきたソーシャルワーク・グループワーク・コミュニティワークの共通基盤を明らかにして、一体化して捉えようとする一連の流れが、ソーシャルワークの統一化である。1955年にNASWが結成されたのを契機として統合化への動きに一気に弾みがつき、コンビネーションアプローチ、マルチメソッドアプローチ、ジェネラリストアプローチを経て、ジェネラリスト・ソーシャルワークへ展開していく。ソーシャルワークは、人のみでなく、また状況のみでもなく、その関係のあり方全体に焦点を当てて、クライエントと環境との双方に働きかけて「関係のあり方」を変えるという相互作用への専門的介入であるという論点に至る。

【社会福祉士】地域自立生活の意義とその支援方法についての考察

なぜ、地域で自立した生活を送ることが重要なのか?

それは、誰もが障害や年齢などに関わらず、その人がその人らしく、尊厳を持って、もともと持っている強さや能力や可能性を生かして最後までその生を全うできる事が、地域福祉社会の理想の根幹だからである。

その理想像のひとつとして、住み慣れた地域で自治した生活を可能とする姿を実現するということは、ご本人だけでなくこの社会で生きるすべての人々の未来への希望につながるからである。

家族の在り方が変化している現代社会

歴史的に家族と地域の在り方は変化し続けている。

今までは2世帯・3世帯の同居が一般的であるがゆえに、家族内・地域内で子育てから介護までのケア・サポートをしていくことが当たり前に受け入れられていた。

祖父母の死を自宅で目の当たりにし、死を身近に受け入れることを幼少期から経験できた年代にとって、自宅で両親や祖父母の死を看取りるのは自然なことであり、家制度の良い側面であったといえる。

しかし、近代化するにつれて核家族化が進み、家族規模が縮小した。

平均寿命は伸び、その結果医療介護の経済的心理的負担は増えた。高度経済成長期を迎えて我々は経済的・技術的に豊かになったものの、近隣同士のつながりや家族同士のつながりは表面的になり希薄化していった。こうして、従来の家族や地域の支え合い機能は低下していった。

このような背景から、現代社会において、家族に代わり高齢者や認知症患者など社会的弱者を支える機能の補完的・代替的なサービスが必要とされている。そのような社会的要請を受け、地域における社会資源の開発・調整・活用が進められた。

豊かさを実感できる「ニーズ対応型福祉サービス」を、自治体をベースとして公共サービスの拡充が進められ、高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略に始まるゴールドプラン・新ゴールドプラン・ゴールドプラン21、エンゼルプランと社会福祉施設や在宅福祉サービスの基盤整備計画が中央政府のガイドラインに基づいて都道府県や市町村の地域政府をベースに整備されていった。今日に至っては行政と契約を結んだり、企業の社会貢献の理念によるエンタープライズの連携関係が進展している。

ソーシャルワーカーはいかにして関わるべきか?

私たちソーシャルワーカーの基本理念は、社会的弱者が自己決定を可能にする環境への働きかけを行うことである。

自己責任をクライエントの自己決定の前提条件だと考えず、自己決定の結果を体験しているクライエントを引き続きサポートするとともに、やり直しができる状況を作ることが、クライエントの自己決定を可能にするといえよう。クライエントの文化、風習、生活様式などを十分理解し、クライエントらしさやクライエントがもともと持っている強さや能力や可能性を尊重した支援を行うことで、その人らしい安心のある生活を送れるよう自立を支援する存在として、ソーシャルワークはさらなる実践展開が急速に求められている。

具体的に地域自立生活を支援するためには、異業種間多職種連携が欠かせないと考えられる。行政も民間も縦割りではなく、相互に密に連携を取り合い、クライエントのありたい姿への自己決定をするチャンスを逃さないよう支援するために、できることを手と手を取り合って実施することが不可欠であると感じる。

自治体の介入が成功した地域自立システムの2例

具体的に成功した自治体や方法も、そのようなコンビネーションによるところが大きい。

テキストにも紹介されている岩手県の「遠野市トータルケアシステム構築」は、まさに全国の保険福祉行政をリードしてきたすばらしい事例のひとつである。最もすばらしい特徴のひとつとして、「遠野健康福祉の里」の設置である。市の社会福祉と保健福祉を一体化し診療所や社会福祉協議会を同一に含めた複合型施設として、あるべき医療と介護の一体化を体現している。これにより、行政内の医療・保健・福祉の連携を強固にし、住民にも協力を仰いで異業種間多職種連携を実現した成果だと言える。

愛媛県西予市の循環バスの事例も大変すばらしいと先生方から伺っている。自治体が医療機関に通院するために行政で地域循環バスの運行を開始した。それにより、通院できない独居老人など地域で暮らす高齢者や障害者への医療介護福祉の推進に大きく寄与していると考えられる。医療機関も協力して、製薬企業も循環バス用の薬剤ラインナップの提案などを行い、より効率的な運用を微力ながらサポートしていると聞いている。

行政にも企業にもさまざまな制約や規律があり、簡単に調整できない問題が目の前に立ちはだかるであろうことは想像に難くない。しかし、より多くのクライエントの希望を選択する自由を守るために、我々ソーシャルワーカーが率先して手と手を取り合う橋渡しをするべきではないだろうか。

【社会福祉士】社会福祉における代表的な理論とその概要

ジョン・ロールズの「正義論」

ジョン・ロールズの説く「正義論」は、伝統的リベラリズムに基づいて社会の基本構造そのものの分析から、社会的・経済的不平等を特別扱いすることで人為的社会制度を成り立たせる考え方である。本来、才能や運や属性は人としての個性であり、有利性や不利性をはらんでいるかもしれないが、価値自体は多様な在り方をしていてしかるべきで、意味や解釈は人により異なることから、画一的な取り扱いは難しい。しかし、ロールズは「所得の制約条件化で、最も不遇な人の期待を最大限に高める」ことを目的とする分配原理を提案した。近年注目が集まっている「ベーシック・インカム」の構想はこのロールズの格差原理を基礎として展開されており、評価すべき考え方のひとつであるといえる。

しかしながら、「最も不遇な人々」の期待値を所得にフォーカスして最大化しようとするロールズの取り組みは、対象である「最も不遇な人々」を定義できないことにより、所得を人々の社会的満足度の近似的指標として定義するにとどまってしまった。

アマルティ・センの「潜在能力論」

アマルティ・センは、ロールズの正義論に対して、「理論先見的にではなく、当該社会を構成する人々自身の公共的推論に基づいて決定するべきである」と批判を加えていると考えられる。対するセンの理論は「潜在能力理論」であり、「本人たちが目指す選択機会を社会が妨げないためのアプローチ」が必要であると説いている。潜在能力を比較評価する社会的判断について、完備性を満たす必要は無い、とセンは強調し、社会政策とに必要十分であればよく、ロールズが目指したような社会的・経済的不平等そのものを人為的社会制度が解決する必要はないという考え方だと捉えることができる。潜在能力は、本人が選ぼうとすれば選ぶことのできる点の集合を表す。逆に言えば、潜在能力から外れた点は、たとえ本人が選びたくても選べない点であることを指している。人それぞれの潜在能力は異なり、多様な個性が存在するこの世界で、人それぞれが持つものは違っていて当然であると同時に、社会ができることは、選択機会の損失をさせないサポートくらいで、あくまで本人の自主性を尊重する姿勢をとるべきだと考えられる。それゆえに、センは「本人たちが価値を置く理由の在る生を生きられること」が「自由」であると定義している。

センの理論の特徴は二つある。

ひとつめは、本人が達成したい行いやありようの背後にある実質的な選択機会(潜在能力)を捉えること。つまり、福祉的自由の保障である。

ふたつめは、互いの理由や特殊性を配慮しあう社会的判断の形成プロセスを内政的に扱おうとすること。つまり、公共的推論と透明性を基に、常識や標準に囚われず異なる境遇や価値観を持つ社会構成員同士が普遍的に配慮する在り方である。

このように、センは、それぞれの潜在能力に基づいて、個人が価値ある生を選び取り、自己においても他者においてもその生の選択を尊重し合う、社会組織的な能力「ケイパビリティ」の概念の元に社会全体の福祉が設計されていくことにより、生活の質と平等が実現できると考えた。

社会的判断=本人の価値と他人の価値のバランス

具体的に、我々が手を取り合って実現するべきアプローチは、以下のように考えられるだろう。

個人の潜在能力を実現するための「資源」(=所得・資産・余暇・市場・天然資源・公共財・公共サービス・コミュニティ)と「資源の利用能力」(=生産・消費・感覚としての合理性や理性や共感や正義・習慣・コミュニケーション能力)についても公共的推論に基づいて考え行動を決定する。すなわち、社会的に「本人が価値をおく理由」を尊重する姿勢で資源と資源の活用方法について決定をサポートする場合、「理由」と「特殊性」に配慮したアプローチが必要である。

個人だけがよければ良いのではなく、他の人たちの「理由」と「特殊性」も自身のそれと同じように尊重され、配慮されるべき大切な社会的・福祉的自由であり、それを妨げることは社会構成員としてあってはならない。なぜなら、自己の福祉を実現するプロセス・その福祉を評価するプロセスにおいても、他者はなくてはならない存在であり、関与を外すことは不可能だからである。私たちは一人では生きていけないからこそ、社会を構成し、お互いのために資源を利用し、資源の利用能力を高める努力をしている。

お互いの「理由」と「特殊性」を配慮しあう社会的判断の形成プロセスまでも、私たち自身で積極的に配慮する社会を構築することで、それぞれが生きたい人生を生きられると、センは教えてくれたのである。

【社会福祉士】ソーシャルワーカーである社会福祉士の役割とは?

社会福祉士はソーシャルワーカーのひとり

ソーシャルワーカーである社会福祉士としての役割は、異業種多職種と協同し総合的・包括的な相談援助を実現する課題抽出技術とソリューションの提案技術を駆使し、複数の制度やサービスを組み合わせクライエントの権利の保障を具現化する活動が行えるという専門性を有した専門家として、人々やさまざまな構造に働きかけ社会変革・社会開発を促進するという大きな使命を長期的な視野では目指しつつ、実務的にはあくまでクライエントのニーズに沿って自立・自己決定・自己選択を推し進めることであると言える。

ソーシャルワーカーとは、社会福祉士だけではない。

社会福祉学を基盤に、ソーシャルワーク実践を行う専門職のことである。

国際的にはソーシャルワーク専門職のグローバル定義が、2014年7月に、国際ソーシャルワーカー連盟と国際ソーシャルワーク学校連盟の総会・合同会議において採択されている。「ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと開放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。社会正義、人権、集団的責任、および多様性の尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける。」と定義されている。

ソーシャルワーカーの代表が、社会福祉士・精神保険福祉士であり、相談員や相談支援専門員、児童指導員、サービス管理責任者なども、広くソーシャルワーカーと位置づけられ、分野、施設、機関によって呼び方は異なることもある。相談支援事業所・ホームヘルパー施設・訪問看護施設・障害者支援施設・社会福祉協議会・地域包括支援センター・地域サロンなどが、ソーシャルワーカーが所属する施設や分野や機関であるといえる。

ソーシャルワーカーに必要な「技術」

ソーシャルワーカーに専門性が求められる理由は、援助を必要とする個々のクライエントやその家族との信頼関係を築き、直面している状況や抱えている問題を適切に把握し、その状況や問題の改善、解決に向けて適切な援助活動を行うためには、どうしても専門的な知識や技術および価値や倫理等の、すなわち援助者としての専門性が必要になり、ソーシャルワーカーが対人援助の専門職である以上、その専門性を高める努力を怠ってはいけないのである。

ソーシャルワーク実践をしていく上で、「技術」とは、知識を基に信頼関係とネットワークを形成し、長期にわたり生活とコーディネート支援ができる対人援助スキルである。その専門的技術の養成には、社会福祉現場を想定した演習と、実際の社会福祉の現場における実習が求められ、そのように養成された「技術」でなければ、クライエントに適切な援助活動ができないのであって、ソーシャルワーカーの「技術」は、その存在意義の実現可能性を左右するという重大な意味を持っている。

しかし、ソーシャルワーカーは「技術」だけに頼り、「技術」のみに終始してはならない。どれだけ高い技術を持っていたとしても、尊重すべきはクライエント本人の意思であり、私たちはあくまでクライエントのエンパワメントと解放を価値として、総合的かつ包括的な相談援助により「支援する立場」なのだという己の位置づけについて常に留意すべきである。相談援助の場面等においては、相談をする側と相談をされる側との関係が固定的になり、時として依存的な関係になる危険性があるからである。

社会福祉学を基盤とした高等教育の知識を持っている専門家として、人権を尊重し社会正義に則り相互援助の心で多様性を尊重するというソーシャルワークの価値観・倫理観を実現する、という非常に良心的かつ積極的に集団的責任を果たす社会構成員として大きな存在意義を持ちながら、クライエントと同じように、自らが置かれた状況の中で社会、組織や家族のなかで役割を持ち、周りの者との相互作用のなかで、助け助けられの相互援助を促進していく「相談援助」の理念を、自ら体現する一個の小さな存在であるとも言える。

今こそ求められているのは、ソーシャルワーカー(社会福祉士)

現代社会において、家族や地域の支え合い機能が低下し、家族に代わり高齢者や認知症患者など社会的弱者を支える機能の補完的・代替的な存在が必要とされている。そのような社会的要請を受け、社会福祉士は、社会的弱者が自己決定を可能にする環境への働きかけを行うべきである。自己責任をクライエントの自己決定の前提条件だと考えず、自己決定の結果を体験しているクライエントを引き続きサポートするとともに、やり直しができる状況を作ることが、クライエントの自己決定を可能にするといえよう。

クライエントの文化、風習、生活様式などを十分理解し、クライエントらしさやクライエントがもともと持っている強さや能力や可能性を尊重した支援を行うことで、その人らしい安心のある生活を送れるよう自立を支援する存在として、ソーシャルワーカーは真価を発揮するのである。

【キャンプ△】スノーピークおち仁淀川(高知県)に行った話

こんにちは、ちあき です。

やっとキャンプ記事、初投稿です。

とはいっても、私はまだテントもなければ焚き火セットもありません。

「え?じゃあキャンプなんて無理じゃん」

いえいえ

「なーんも持ってないけどキャンプみたいなことしてみたい!」

そんな人にうってつけ、なんでも借りられてワンコや赤ちゃんがいても大丈夫!なキャンプ地、それが「スノーピークおち仁淀川」なんです!

 

スノーピークおち仁淀川 とは?

キャンプの一流ブランド「スノーピーク」が直営しているキャンプ地のひとつです。

http://sbs.snowpeak.co.jp/ochiniyodogawa/index.html

 

“日本一の清流”仁淀川を身近に感じる、おち仁淀川キャンプフィールド。

水質日本一の清流・仁淀川が中央を流れる高知県越知町。その仁淀川に面したフィールドにオートキャンプサイト30区画とモバイルハウス「住箱」を10棟設置した宿泊棟を展開。スノーピークギア・アパレルを取り揃えた直営店も併設し、 仁淀川を感じるアクティビティとしてラフティング事業をスタート。高知の自然を存分に楽しむことができる、スノーピークの新業態キャンプフィールドです。

【住 所】

〒781-1326 高知県高岡郡越知町片岡4番地

【問 合】

【ストア】

09:00~18:00(*水曜定休)

【宿 泊】

オート区画サイト4,320円(13:00~翌11:00)

【日 帰】

オート区画サイト1,728円(10:00~16:00)

https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/campfield

高知県の他にも、北海道・新潟県・大阪府・大分県と、全国に5ヶ所存在します。

 

予約までの流れ

web予約をしなくてはなりません。電話では予約できません。

予約はこのページにアクセスして、日にちを選んで申し込みます。

https://camprsv.com/14025/rsv_list/

そうすると、テントを持っている「the・キャンプ」のひとのための『キャンプサイト』と『トレーラーハウス』の選択肢が出てきます。

 

私たちがなんの準備もないのにキャンプが楽しめたのは、この『トレーラーハウス』のおかげです。

 

「住箱-JYUBAKO-」とは

世界的な建築家隈研吾氏とスノーピークのコラボレーションで創りだしたモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」は、住まいと自然の関係を調和させ、まさに「自然指向のライフスタイル」を具現化しています。木のパネルを組み合わせたようなデザインは、トレーラーであることを一切感じさせず、日々の生活を柔らかく包み込む優しい雰囲気を持っています。
内と外をつなぐ役割を持つシンボリックな大窓やガラスの出入口も、木のパネルで閉じてしまえば、全体がシンプルな箱に見える設計。パネルを開いた時と閉じたときの表情の違いを楽しめるデザインです。

と、公式HPに書いてあります。

こんな室内です。

3月頭にうかがったのですが、寒いだろうと着込んで行ったのに、中は超あったかいのです!

おそらく相当断熱がしっかりしている作りなのでしょう。

寒ければエアコンも完備されているので、ご覧の通り赤ちゃんもぐっすりの快適さです。

■利用料金

2名まで 17,280円(税込)
小学生以下のお子様2名までは追加可能。1名追加ごとに3,240円(税込)追加。

大人は最大2名様まで。(大人の追加不可)
ゴミ処理料432円(税込)/1予約

■定員 2名

※小学生以下のお子様は2名まで追加可能。大人は最大2名様まで。(大人の追加不可)

■室内広さ 約11㎡

■室内備品

・セミダブルマットレス

・掛け布団・枕

・テーブル・チェア

・マグカップ

・シェラカップ

・ケトル

・ガスバーナー(これが最高でした)

・LEDランタンほおずき

・リトルランプノクターン

・室内LED照明

・電源コンセント

・エアコン

※すべて2名様分となります。
人数追加で追加される備品はマグカップのみとなります。
人数を追加されるお客さまは寝具のお持ち込みをお勧めいたします。

※アメニティは含まれておりませんのでご準備をお願いいたします。

 

だいたいのものが揃っています。

泊まるだけの場合追加で必要なのは、バスタオルとハミガキセットとシャンプーやリンスなどのシャワー時に必要なグッズ等くらい。

 

犬を飼っていらっしゃるご家庭に朗報なのは、キャンプ場自体は犬も入れる、ということ。

住箱に泊まる場合は、住箱のなかには入れませんが、テラス(ウッドデッキ)なら一緒に遊べます。リードは外してはいけないことになっていますから、注意は必要ですが。

こんな感じで、柵にリードを結べば、他の作業をしていても安心です。

 

川辺の素敵な景色をバックにバーベキューを楽しむなら

こんな感じのがしたいなら、予約時に「焚火&BBQセット」を必ずオプション追加しましょう!

 

焚火&BBQセットは、焚火台を使用してBBQを楽しめる素敵なセット(5,000円)です。

焚火台L、炭床Pro.L、焚火台Lベースプレ―ト、焚火台グリルブリッジL、焼アミPro.L、ベースプレ―トスタンドL/M、火ばさみ が付いています。

※炭はついておりません。(店内で購入可能)

住箱宿泊のお客様はウッドデッキでBBQ可能です。焚火を行う際はウッドデッキから降りて砂利の所でお願いします。

 

ちなみに、購入する場合はこちらで購入できます…。21,384円…余裕ができたらかな…。

 

 

 

☆追加で自分達で用意したものはコチラの10アイテム

・クーラーボックス(肉などを入れていく)

・BBQの肉や野菜(保冷剤同梱が必須)

・ペットボトルの飲み物

・インスタントコーヒーと砂糖ミルク(夜と朝、コーヒー飲むと最高です)

・炭と着火剤(売ってるけど高いので自前がお得)

・軍手2個(意外と使う)

・タワシ(借りたセットを水洗いするとき使いました)

・おやつ(夜なぜか腹が減る)

・菜箸(肉をひっくり返すのに割り箸でやると炭火が熱い)

・紙皿や割り箸(いくつか予備を持ちましょう)

・焼肉のたれ(忘れかけます)

 

だいたいホームセンターやスーパーや100均で揃うので、事前に買って車に積んだら安心快適です。

借りられるこのスノーピーク製の『GS-370・ヤエンストーブ レギ』というガスバーナーが、めっちゃカッコいい。

 

 

 

コーヒーを飲むとき使いましたが、火力強いし安定してるしすごく便利。お花見なんかでコレをサッと出してあったかいコーヒー淹れてくれたら、すごくカッコいい。

妻が「これいいなぁこれいいなぁ」としきりに欲しがっていました。笑

(結局、春の花見と登山で使うから、と買ってしまいました。)

 

神聖な朝の景色が最高!

住箱に注ぎ込まれる朝日に照らされて目を覚まし、外に出てみたら、こんな清々しい景色が広がっています。

鳥の声と山の木々が擦れる音くらいしかしません。まさに静寂の世界。

川は穏やかでまるで鏡のように山々を映しています。

朝から目覚ましで起きたくもないのに起こされ、朝食を寝ぼけた身体にねじ込む日常的な朝とは、全く違う「整う朝」を体感することでしょう。

 

いかがだったでしょうか?

これが一人当たり11,000円/泊で楽しめるなら私はお得だと思いました。

また行きたいものです。

ご家族で連休にちょっと変わった休日を過ごしてみませんか?

キャンプには興味あるけど道具が高いしなー…と二の足を踏んでいた方にも、キッカケにちょうどいいプランです。

 

では、また!

 

平凡なサラリーマンが”楽天ブラックカード”を入手した話【2018年最新】

こんにちは、ちあき です。

唐突ですが、私は平凡なサラリーマンです。

大して年収もない私ですが、昨年末、突然楽天からある封筒が届きました。

「あれ?支払い漏れてたっけ、やっべ…」

と思って開けた白い封筒のなかには、何やら黒い紙が。

それはうわさに聞く「楽天プレミアムクラブ 特別インビテーション」でした。

 

 

今回は、楽天ブラックカードをどのようにして入手したか、インビテーションを受け取った私の状況や条件をすべて公開したいと思います。

楽天ブラックカードとは?

見づらくて恐縮ですが、こんな感じの書類が通称「インビテーション」と呼ばれているものです。

これが楽天から届かないと、楽天ブラックカードは発行できません。

いわゆる「突撃」と称されるインビテーションがないのにカード申請方法では、年収数千万単位の収入でも却下されると言われています。

 

こちらがカード申請画面ですが、下記のように案内があります。↓

楽天ブラックカードは、原則、楽天カードが発行するカードをお持ちの方の中から選ばれたお客様へご案内させていただいております。
ご案内をお受け取りのお客様のお申し込みをお待ちしております。

出所:https://www.rakuten-card.co.jp/card/black_card/inv/

 

つまり、作りたいからといって、申請して簡単に発行できるカードではないようです。

一般的に、JCBやアメリカンエクスプレスなど有名なカード会社でもそうですが、レギュラーカードやゴールドカードから上のクラスのカードにランクアップする方法としては、カードを使ってある程度の金額の買い物をすればカード会社からインビテーションが届く仕組みになっています。

どのくらいの金額を使えばインビテーションが届くかはカード会社によっても変わってきますし、正真正銘のブラックカードの「センチュリオン・カード(アメリカン・エキスプレス)」や「ダイナースクラブ プレミアムカード(ダイナースクラブ)」などはその会社のゴールド・プラチナクラスのクレジットカードを飲食店や百貨店やらでの支払いで使いまくれば、だいたい1年くらいでインビテーションが届く可能性があるようです。

しかし楽天ブラックカードは、楽天ゴールドカードやプレミアムカードを使って年間100万円買い物をしても、300万円買い物をしても、500万円買い物をしても、はたまた1,000万円買い物をしてもインビテーションが届くとは限らない、という、「条件がよくわからないカード」なので、「謎のカード」と言われています。

ただし、「ブラックカード」と銘打ってはいますが、実際のクラスとしては「プラチナカード」のランクです。

実際、Mastercardブランドを選びましたが、持っているカードには platinum と表記されていて、年会費が35万円やら16.7万円やらの正真正銘のブラックカードたちの1個下のランクだということは認識しておきたいところです。

しかしながら、年会費が安めに設定されたプラチナカードとしては、このようにハードルが高いのは異例で、「社会的地位」を重視している、「楽天グループ内での年間利用額が大きい」など、他の要素を重視している可能性が高い『特殊なプラチナカード』のようです。

楽天プレミアムカードとの違いとメリット・デメリット

私はインビテーションが届く前、楽天プレミアムカードを使っていました。

出所:https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/

年会費 10,800円(税込)なのに、以下の特典が魅力的だったので、ランクアップしました。

・世界の130ヶ国・地域、約500の都市で約1,200ヵ所以上の海外空港の『航空会社系ラウンジ』が利用できる プライオリティ・パス が 無料で利用できること

・国内空港の『カードラウンジ』 が 無料で利用できる

・楽天市場・楽天ブックスで買物する際、毎日いつでもポイント6倍以上になる

 

特にプライオリティ・パスは、普通に入手しようとすると通常、年会費399ドル(日本円で約40,000円)に加えて、ラウンジ使用料が1回につき27ドル(日本円で約27,000円)かかるので、それだけで価値としては年会費の元が取れるくらい、かなりお得な特典です。

 

楽天プレミアムカードと比較した場合、楽天ブラックカードはさらに、オリジナルの充実特典があります。

  1. コンシェルジュサービス
  2. Mastercard TASTE OF PREMIUM(コース料理1名分無料・2個の手荷物無料宅配など) or JCBプラチナ特典の一部
  3. プライオリティ・パスが同伴者2名まで無料
  4. 楽天市場・楽天トラベル・エンターテイメントの全てでポイントアップ(プレミアムカードは一つ)
  5. 海外旅行傷害保険(最高1億円にアップ)
  6. 国内旅行傷害保険(最高1億円にアップ)
  7. 商品未着あんしん制度

特に便利だったのは、1,3,4の特典です。

プライオリティ・パスで同伴者が2名まで無料なので、家族で海外旅行に行ったときは家族全員で、トランジット空港の持て余し気味だった待ち時間を無料で「航空会社系ラウンジ」に入り浸って、優雅に過ごすことができました。

 

また、道後温泉に旅行したい両親のため、良さげな旅館を探していたとき、連休だったからか「満室です」とすべての旅館に一度断られたにもかかわらず、ダメ元でコンシェルジュサービスに相談したら、なんとかなり良い部屋を一発で押さえてくれました。

 

楽天ブックスや楽天トラベルもよく利用する私にとって、全てでポイントアップしてくれるのは非常に助かり、ポイントがたまりやすくなったので、多いときは月10,000ポイント近く貯まるようになりました。

楽天プレミアムカードの年会費は本会員10,800円(税込)、家族会員540円(税込)ですが、楽天ブラックカードは本会員32,400円(税込)と年会費が上がっていますが、楽天ブラックカードは家族会員の年会費は無料なので、夫婦でカードを持つ場合は、年会費の差は21,060円(税込)まで縮みます。家族カードを2枚発行する場合は、年会費の差は20,520円(税込)まで縮小します。さらに、ポイントを買い物で利用することを考えると、私の場合は年間少なくとも約96,000ポイント貯まり、ー96,000円と考えると、おつりがくるくらいです。

楽天ブラックカードよりも楽天プレミアムカードが優れている点はないので、ランクアップできるなら断然楽天ブラックカードです。

私のスペックと楽天のサービス利用状況

では、一体ブラックカードへのインビテーションの条件にはどんなものがあるのでしょうか?
私のスペックを晒して考察してみます。

 

収入:約600~800万/年

年齢:30歳代

家族構成:夫(自分)・妻・娘・犬2匹

家:社宅扱いの賃貸物件

職業:大手国内企業(東証一部上場)

借金:なし

自家用車:タントカスタム(ダイハツ)

職歴:営業職(4年勤務)→ 転職 → 営業職(現在8年目)

 

中堅サラリーマンだと、だいたいこんなもんじゃないでしょうか。

30歳代とはいえ、あれよあれよという間に40歳になり、子供が進学することを考えれば、私たちは決して金持ちの家族ではないです。

ただ、会社が買収したり合併したりして割と大きくなり、グローバルでも名前が知れるような状況になってきたので、会社の社会的な存在感は以前より大きくなっているようです。

 

ネットで様々なクレジットカードサイトを調べたところ、どうやら下記の4点がカギになってくるようです。

  1. 楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードのいずれかを持っている。
  2. 楽天市場での買い物だけでなく、楽天グループ(楽天トラベル・ラクマ・楽天ブックスなど)の利用頻度が高い。
  3. 年間100~500万円の実績をコンスタントに積み上げている。
  4. 楽天グループの利用期間が長い

私は、前述したとおり、楽天プレミアムカードを使っていて、当時から今まで楽天ポイントを貯めて使いたかったので、以下のように行動していました。

  1. 楽天プレミアムカードを2年以上使用
  2. 公共料金や携帯料金など固定費をすべて楽天プレミアムカード決済に集約
  3. コンビニや飲食店やスーパーなどで買い物支払もすべて楽天プレミアムカード決済に集約
  4. 楽天関連のアプリを複数インストールして利用(楽天市場・楽天PointClub・楽天トラベル・楽天カード・楽天ウェブ検索・ラクマ)
  5. 楽天会員最上位の「ダイヤモンドランク」2年以上キープ

 

5番目の条件を満たすコツは、2・3番目にある公共料金の支払いを1本化すること+大きな買い物を楽天市場で買うことです。そうすれば、実は簡単にダイヤモンドランクに到達します。

 

まとめ

総括すると、おそらくは、

ある程度社会的に認められている規模の会社に就職していて、支払いを一本化+複数サービス利用 というカード利用状況が条件に当てはまりさえすれば、私のような平凡なサラリーマンでもインビテーションが届く可能性がある、ということです。

楽天カードは、普通のカードなら年会費はずっと無料なので、作っておいて損はないカードだと思います。

 

すでに楽天プレミアムカードを持っている人は、買い物の幅と頻度と金額を上げていけば、十分インビテーションを受ける可能性があるのではないか、と個人的には思っています。

余談になりますが、世の中には思ったよりも「お金持ち」というのはたくさんいて、その辺の雇われているお医者さんでも年収3,000万くらいは余裕であります。

飛鳥Ⅱなどの豪華客船のスイートを毎回予約するような所謂「富豪」クラスは、4桁では収まらないお金をベーシックインカムで得て悠々自適に暮らしています。

毎日「嫌だなー」とか言いながら電車に揺られて通勤してあくせく働いている一般庶民の我々には想像もつかない別世界です。

正直、私は会社によりかかるつもりもなくて、「こんな会社いつでもやめてやるわ」くらいの気持ちで仕事しています。年収もこんくらいで十分です。

今後「個人」として評価され生きていくために存在価値を高めたくて、専門知識と資格を得ようと学校に通っていますが、勤務態度としては普通以下、という感じで、特別出世していて社内でもバリバリというわけではありません。

私の個人的な考えですが、大富豪やお金持ちになったとしても、それが必ずしも幸せとイコールだとは限らないと考えています。必要以上のお金なんて必要なくて、家族を養って必要最低限の生活ができれば、それ以上もそれ以下もないという悟りきった家庭なので、これ以上高望みするつもりも実は全くありません。笑

そんなグーたらな私が、”分相応な年会費で得られる、少し分不相応なご褒美”、すこし人生を幅広く楽しめる良いサポートツールが、私にとっての「楽天ブラックカード」でした。

「楽天ブラックカード」が欲しい人にとって、私の情報が参考になれば幸いです。

では、また。