平凡なサラリーマンが”楽天ブラックカード”を入手した話【2018年最新】

こんにちは、ちあき です。

唐突ですが、私は平凡なサラリーマンです。

大して年収もない私ですが、昨年末、突然楽天からある封筒が届きました。

「あれ?支払い漏れてたっけ、やっべ…」

と思って開けた白い封筒のなかには、何やら黒い紙が。

それはうわさに聞く「楽天プレミアムクラブ 特別インビテーション」でした。

今回は、楽天ブラックカードをどのようにして入手したか、インビテーションを受け取った私の状況や条件をすべて公開したいと思います。

楽天ブラックカードとは?

見づらくて恐縮ですが、こんな感じの書類が通称「インビテーション」と呼ばれているものです。

これが楽天から届かないと、楽天ブラックカードは発行できません。

いわゆる「突撃」と称されるインビテーションがないのにカード申請方法では、年収数千万単位の収入でも却下されると言われています。

こちらがカード申請画面ですが、下記のように案内があります。↓

楽天ブラックカードは、原則、楽天カードが発行するカードをお持ちの方の中から選ばれたお客様へご案内させていただいております。
ご案内をお受け取りのお客様のお申し込みをお待ちしております。

出所:https://www.rakuten-card.co.jp/card/black_card/inv/

つまり、作りたいからといって、申請して簡単に発行できるカードではないようです。

一般的に、JCBやアメリカンエクスプレスなど有名なカード会社でもそうですが、レギュラーカードやゴールドカードから上のクラスのカードにランクアップする方法としては、カードを使ってある程度の金額の買い物をすればカード会社からインビテーションが届く仕組みになっています。

どのくらいの金額を使えばインビテーションが届くかはカード会社によっても変わってきますし、正真正銘のブラックカードの「センチュリオン・カード(アメリカン・エキスプレス)」や「ダイナースクラブ プレミアムカード(ダイナースクラブ)」などはその会社のゴールド・プラチナクラスのクレジットカードを飲食店や百貨店やらでの支払いで使いまくれば、だいたい1年くらいでインビテーションが届く可能性があるようです。

しかし楽天ブラックカードは、楽天ゴールドカードやプレミアムカードを使って年間100万円買い物をしても、300万円買い物をしても、500万円買い物をしても、はたまた1,000万円買い物をしてもインビテーションが届くとは限らない、という、「条件がよくわからないカード」なので、「謎のカード」と言われています。

ただし、「ブラックカード」と銘打ってはいますが、実際のクラスとしては「プラチナカード」のランクです。

実際、Mastercardブランドを選びましたが、持っているカードには platinum と表記されていて、年会費が35万円やら16.7万円やらの正真正銘のブラックカードたちの1個下のランクだということは認識しておきたいところです。

しかしながら、年会費が安めに設定されたプラチナカードとしては、このようにハードルが高いのは異例で、「社会的地位」を重視している、「楽天グループ内での年間利用額が大きい」など、他の要素を重視している可能性が高い『特殊なプラチナカード』のようです。

楽天プレミアムカードとの違いとメリット・デメリット

私はインビテーションが届く前、楽天プレミアムカードを使っていました。

出所:https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/

年会費 10,800円(税込)なのに、以下の特典が魅力的だったので、ランクアップしました。

・世界の130ヶ国・地域、約500の都市で約1,200ヵ所以上の海外空港の『航空会社系ラウンジ』が利用できる プライオリティ・パス が 無料で利用できること

・国内空港の『カードラウンジ』 が 無料で利用できる

・楽天市場・楽天ブックスで買物する際、毎日いつでもポイント6倍以上になる

特にプライオリティ・パスは、普通に入手しようとすると通常、年会費399ドル(日本円で約40,000円)に加えて、ラウンジ使用料が1回につき27ドル(日本円で約27,000円)かかるので、それだけで価値としては年会費の元が取れるくらい、かなりお得な特典です。

楽天プレミアムカードと比較した場合、楽天ブラックカードはさらに、オリジナルの充実特典があります。

  1. コンシェルジュサービス
  2. Mastercard TASTE OF PREMIUM(コース料理1名分無料・2個の手荷物無料宅配など) or JCBプラチナ特典の一部
  3. プライオリティ・パスが同伴者2名まで無料
  4. 楽天市場・楽天トラベル・エンターテイメントの全てでポイントアップ(プレミアムカードは一つ)
  5. 海外旅行傷害保険(最高1億円にアップ)
  6. 国内旅行傷害保険(最高1億円にアップ)
  7. 商品未着あんしん制度

特に便利だったのは、1,3,4の特典です。

プライオリティ・パスで同伴者が2名まで無料なので、家族で海外旅行に行ったときは家族全員で、トランジット空港の持て余し気味だった待ち時間を無料で「航空会社系ラウンジ」に入り浸って、優雅に過ごすことができました。

また、道後温泉に旅行したい両親のため、良さげな旅館を探していたとき、連休だったからか「満室です」とすべての旅館に一度断られたにもかかわらず、ダメ元でコンシェルジュサービスに相談したら、なんとかなり良い部屋を一発で押さえてくれました。

楽天ブックスや楽天トラベルもよく利用する私にとって、全てでポイントアップしてくれるのは非常に助かり、ポイントがたまりやすくなったので、多いときは月10,000ポイント近く貯まるようになりました。

楽天プレミアムカードの年会費は本会員10,800円(税込)、家族会員540円(税込)ですが、楽天ブラックカードは本会員32,400円(税込)と年会費が上がっていますが、楽天ブラックカードは家族会員の年会費は無料なので、夫婦でカードを持つ場合は、年会費の差は21,060円(税込)まで縮みます。家族カードを2枚発行する場合は、年会費の差は20,520円(税込)まで縮小します。さらに、ポイントを買い物で利用することを考えると、私の場合は年間少なくとも約96,000ポイント貯まり、ー96,000円と考えると、おつりがくるくらいです。

楽天ブラックカードよりも楽天プレミアムカードが優れている点はないので、ランクアップできるなら断然楽天ブラックカードです。

私のスペックと楽天のサービス利用状況

では、一体ブラックカードへのインビテーションの条件にはどんなものがあるのでしょうか?
私のスペックを晒して考察してみます。

収入:約600~800万/年

年齢:30歳代

家族構成:夫(自分)・妻・娘・犬2匹

家:社宅扱いの賃貸物件

職業:大手国内企業(東証一部上場)

借金:なし

自家用車:タントカスタム(ダイハツ)

職歴:営業職(4年勤務)→ 転職 → 営業職(現在8年目)

中堅サラリーマンだと、だいたいこんなもんじゃないでしょうか。

30歳代とはいえ、あれよあれよという間に40歳になり、子供が進学することを考えれば、私たちは決して金持ちの家族ではないです。

ただ、会社が買収したり合併したりして割と大きくなり、グローバルでも名前が知れるような状況になってきたので、会社の社会的な存在感は以前より大きくなっているようです。

ネットで様々なクレジットカードサイトを調べたところ、どうやら下記の4点がカギになってくるようです。

  1. 楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードのいずれかを持っている。
  2. 楽天市場での買い物だけでなく、楽天グループ(楽天トラベル・ラクマ・楽天ブックスなど)の利用頻度が高い。
  3. 年間100~500万円の実績をコンスタントに積み上げている。
  4. 楽天グループの利用期間が長い

私は、前述したとおり、楽天プレミアムカードを使っていて、当時から今まで楽天ポイントを貯めて使いたかったので、以下のように行動していました。

  1. 楽天プレミアムカードを2年以上使用
  2. 公共料金や携帯料金など固定費をすべて楽天プレミアムカード決済に集約
  3. コンビニや飲食店やスーパーなどで買い物支払もすべて楽天プレミアムカード決済に集約
  4. 楽天関連のアプリを複数インストールして利用(楽天市場・楽天PointClub・楽天トラベル・楽天カード・楽天ウェブ検索・ラクマ)
  5. 楽天会員最上位の「ダイヤモンドランク」2年以上キープ

5番目の条件を満たすコツは、2・3番目にある公共料金の支払いを1本化すること+大きな買い物を楽天市場で買うことです。そうすれば、実は簡単にダイヤモンドランクに到達します。

まとめ

総括すると、おそらくは、

ある程度社会的に認められている規模の会社に就職していて、支払いを一本化+複数サービス利用 というカード利用状況が条件に当てはまりさえすれば、私のような平凡なサラリーマンでもインビテーションが届く可能性がある、ということです。

楽天カードは、普通のカードなら年会費はずっと無料なので、作っておいて損はないカードだと思います。

すでに楽天プレミアムカードを持っている人は、買い物の幅と頻度と金額を上げていけば、十分インビテーションを受ける可能性があるのではないか、と個人的には思っています。

余談になりますが、世の中には思ったよりも「お金持ち」というのはたくさんいて、その辺の雇われているお医者さんでも年収3,000万くらいは余裕であります。

飛鳥Ⅱなどの豪華客船のスイートを毎回予約するような所謂「富豪」クラスは、4桁では収まらないお金をベーシックインカムで得て悠々自適に暮らしています。

毎日「嫌だなー」とか言いながら電車に揺られて通勤してあくせく働いている一般庶民の我々には想像もつかない別世界です。

正直、私は会社によりかかるつもりもなくて、「こんな会社いつでもやめてやるわ」くらいの気持ちで仕事しています。年収もこんくらいで十分です。

今後「個人」として評価され生きていくために存在価値を高めたくて、専門知識と資格を得ようと学校に通っていますが、勤務態度としては普通以下、という感じで、特別出世していて社内でもバリバリというわけではありません。

私の個人的な考えですが、大富豪やお金持ちになったとしても、それが必ずしも幸せとイコールだとは限らないと考えています。必要以上のお金なんて必要なくて、家族を養って必要最低限の生活ができれば、それ以上もそれ以下もないという悟りきった家庭なので、これ以上高望みするつもりも実は全くありません。笑

そんなグーたらな私が、”分相応な年会費で得られる、少し分不相応なご褒美”、すこし人生を幅広く楽しめる良いサポートツールが、私にとっての「楽天ブラックカード」でした。

「楽天ブラックカード」が欲しい人にとって、私の情報が参考になれば幸いです。

では、また。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする