【結婚】険悪な嫁姑問題を抱えないために、転勤族男性の結婚でココだけは押さえたいポイント3つ

こんにちは、ちあき です。

私はお酒でさんざん失敗してきたのですが、妻との結婚でもしくじりを犯してしまいました。

その結果、妻は私の父母に会うとストレスがかかりすぎ実家に2泊すると顔に蕁麻疹が出るようになりました。なので、実家に帰る場合はどんなに頑張っても1泊。基本妻の体調とストレスを最優先して極力泊まらないようにします。どうしても宿泊しなくてはならない場合は、どこかに旅行がてら、と後半に息抜きを企画します。

この度長女が産まれましたが、妻は私の父母には抱かせたくなく、お宮参りもできればしたくないのにな…と言っています。初孫でも抱くことを拒否したくなるような嫁姑関係に、できればしたくないですよね?笑

私たち夫婦はもう無理ですが、同じ過ちを犯さないために、特に転勤族の会社員男性が結婚するにあたり「やっておけばよかった」「気を付けておくべきだった」というポイントを紹介したいと思います。

①何があっても結婚するからには妻が最優先

「両親に相談して式の段取りは決めていこう」などと考えている人はいませんか?

それは大きな誤りです。結婚式も入籍日もすべて主役は「夫婦」です。決めるのは夫婦である貴方と奥様です。

親の意見は、あくまで参考でしかありません。

自分の親に日取りや式の段取りなど、何でもお伺いを立てていては、あなたが世の中で一番大切にしていこうと決意してプロポーズした最愛の妻がやりたい結婚式ができません。

私は、長男であるという立場を考えすぎて、両親にお伺いを立てすぎて失敗しました。妻の立場としては私とふたりで企画したかったのに、義親に大切なイベントを侵食されているような感覚になり、悲しい思いをさせてしまいました。

途中で気づいて軌道修正しましたが、時すでに遅し。企画する前から、親の意見を聞いても従わない、という覚悟をもつべきでした。それはひとえに、私が親離れできていないからで、今まで自己決定する機会を奪われてきた「アダルトチルドレン」だからでした。

反抗期がなかった、親に進学先や就職先を相談して決めた、あまり失敗してこなかった、親の意見に逆らえない、親に結婚相手の条件に付いて言及されている、などに心当たりがある方は、私と同じ失敗をする可能性があります。要注意です。

②両家の関係が良好になるか否かは、「顔合わせ会」で10割決まる

結婚することをふたりで決めて、両家の顔合わせをすると思います。

ここで、もう関係が決まります。

そんな馬鹿な、と思うでしょう?私たちの場合は、思えばもうここですでに、終了が決定しました。笑

両親は典型的な古風な親で、形式にこだわるタイプ。偏差値や学歴や会社のランクなど、くだらないことを気にするので、顔合わせでも完璧な手土産と完璧な自己紹介をしようと準備してきたようでした。

妻のご両親は、自由奔放なタイプで、贈り物などは気持ちが伝わればいい、という感覚なので、手土産は在りものや価値があるもので本当におススメの物を渡せばいい、と言葉を選ばずに言えば「実家に帰省して帰りに渡されるような物」を準備してきました。私は、妻の好きなことや家族構成などを身上書にして提出しました。

顔を合わせた時点で、交換した手土産を見て、自分の両親の表情が凍るのを感じました。

義理のご両親は、一度開封した跡がある塗り物と、そのへんのスーパーで買ったような地産の飲み物を紙袋に入れていたのです。

想定外でした。

後悔しました。私も家の常識に染まっていたので、まさか義両親がそんな手土産で現れるとは思っていませんでした。当然百貨店で購入した菓子折りなどを持参するものだとばかり思っていました。事前に妻に「両親はこんな面倒くさい人だから、手土産はこういうものが好きで、こういう話題を好む」という情報を共有しておくべきでした。そうすればそのように準備してくれていたことでしょう。

顔が凍り付いた両親は、そのままぎこちなくやり取りをして、その夜「なんて言う家と結婚するんだ」と失礼なことを言いながら泣いて抗議の電話をしてきたため、私と大喧嘩になりました。

その様子を見られてはいけなかったのに、妻にみられてしまい、妻がその出来事以来「私の両親を否定した人たち」と私の両親を敵視するようになるきっかけを作ってしまいました。

ここで得るべき教訓は、「ここまでは話さなくてもいいかな、と思うくらい綿密な情報共有」をすべきであるということです。

最初は両家とも仲良くしたいと思っているものです。その気持ちを無駄にしないためにも、取引先に対してそうであるように、5W1Hを原理原則として妻とよく情報を交換しておきましょう。

何を大事にするタイプなのか?(清潔感・社会的地位・年齢など)これだけはやってはいけないこと・話してはいけないことはないか?どのようなものを好み、どのような趣味があるのか?手土産には何を好み、どこで買えばいいのか?

最後の手土産の好みや購入場所まで共有しておけばよかった、と今は思います。

③結婚式場は両家の親族が足を運びやすい場所、かつ妻の友人が来れる場所で

式場選びにも落とし穴があります。

結婚式場を選ぶ場合は、基本的に親族が足を運びやすい場所を想定するでしょう。特に転勤族の男性は、地元から離れて就職してフィアンセに出会うことが多いため、特にお互いの地元の中間地点や、交通アクセスが良く集まりやすい東京・大阪・神戸などになることが多いと思います。

親離れができていない親は、子供の結婚式にこだわります。特に長男教に洗脳されている親は、「男親の家を立てるもの」などどいう古風な考えに縛られて、こちらにこちらに、と場所を誘導しようとしてきます。

あなたの親がそのようなアプローチをしてきたら、両家の親族が足を運びやすい場所にしたいからよく検討する、などと答えて躱して、「妻が選ぶ式場希望地の候補」から最も有力な場所を式場にしましょう。

その際、妻の友人がたくさん来てくれる場所にしましょう。主役は最愛の妻です。あなたやあなたの両親ではないのです。結婚式はあなたの大切な奥さんのもの、ということをよく肝に銘じておきましょう。そうすればおのずと、主役の幸せを喜んでくれるキャストが大勢来てくれる場所が、式場として最適であるということが分かりますよね。

その前提条件のうえで、自分の両親や親せきが足を運べる場所かどうかを判断しましょう。

自分の両親や親族には、遠方になったとしても、前夜祭ができるように良い店を数軒押さえて両親に接待させておけばよいのです。

絶対的に大切にすべきは妻側の人間です。収入が少なく旅費が出せないなら、浅学負担してでも妻に心残りがないように企画しましょう。ここでケチっても一生後悔するだけです。糸目はつけないようにしましょう。

まとめ:結婚は、あなたと大切な人で決めましょう

親とはなんでしょうか。親は子供の幸せを望む生き物です。子供の幸せは、子供にしかわかません。親が「この人のほうがいいのに」「こんな不安定な男で大丈夫なのか」といくら気をもんだとしても、子供が選んだ相手が最も子供が幸せになれると確信した相手なのです。

つまり、子供のあなたが選んだ彼女が、妻になるべき人であり、それは親だろうが何だろうが誰にも指図できないことなのです。

あなたしか、あなた自身の結婚相手を決めることはできない。

あなたしか、あなた自身の人生を決めることはできない。

選んだ最愛の結婚相手が最高に喜んでくれる状況を作ることが、旦那になる男の使命です。

決して、親の満足のいく常識的に間違っていない式を執り行うことではありません。

私のように、実家関係のイベントが起こるたびに下血したり蕁麻疹に見舞われたり食欲不振で1週間で体重が5kg減ったりすることになりたくなければ、ぜひ今回紹介した3つのポイントを守ってください。

では、また!

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