「ACのための12ステップ」という本があります。
『ACのための12のステップ』(”The 12 Steps for Adult Children”)の原著はACの問題からの12のステップに沿った回復の道を歩んでいる匿名の著者たち「フレンズ・イン・リカバリー」が、自分たちの経験と力と希望を分かち合い、「このメッセージを他の人たちに伝える」ためにアメリカのある出版社から出版した本です。
この日本語版は、自分自身がAC(アダルト・チャイルド)である、ACAの仲間たちが「ACの会」という形をとって翻訳・発行し、ACA事務局から配布しているものです。
ACAに繋がっている大切なひとから教えてもらい、私はAC(アダルトチルドレン)であることを自覚しました。
この本に沿って、私は自分のACの課題に取り組むことに決めました。
そして、step4において棚卸しすることの重要性を教えてもらい、まず今回は、「恨みについての課題」を整理したいと思います。
恨みの健康的な取り扱いを学ぶことは、回復の過程の重要な要素です。
私の恨み
「恨みが、あなたにとって問題であるような状況を調べなさい。そのような状況を記載するとき、次の質問に答えなさい。」
1、あなたは何を、誰を恨んでいますか?
→ 今は会社(特に上層部)です。そして今も昔も共通なのは、親です。
2、あなたに恨みを感じさせるものは何ですか?
→ 社会的なステータス、私を評価しないこと、期待した正しさを有していないこと。
私のそのままを受け容れてくれなかったこと。
期待した役割の私しか好きでいてくれなかったこと。
3、この恨みはあなたの考え方、感じ方、行動の仕方にどのような影響を与えましたか?
→
社会的ステータスを見下すようになった
評価しない人間の粗探しをするようになった
会社を低く見るようになった
会社を支持する人間を見下すようになった
会社の矛盾に厳しくなった
自分が文句を言える完璧さを持たなければならないと思った
認めさせるために結果にこだわるようになった
素直に評価してほしいと言えなくなった
他人を敵だと思うようになった
他人に頼ることを諦めた
常に仕事においてイライラするようになった
評価されない自分を責めるようになった
独りで生きていける道を探すようになった
会社の間違いを徹底的に許さず通報した
親や他人の顔色を常にうかがうようになった
家族としての在り方がわからなくなった
他人として安らぐことがわからなくなった
他人を満足させなくてはならないと思うようになった
4、どんな性格特質が目立っていますか?
「権威のある人たちを恐れること」
「承認を求めようとすること」
「抑圧された怒り」
「孤立」
「低い自己評価」
「コントロール」
「過剰に発達した責任感」
これらに関して、個々に事例を振り返りながら、棚卸ししていくようです。
これはまた次回以降。
感想:恨みをずっと抱えるのは苦しかった
今は会社に対してですが、常にだれかに恨みを持ってきた気がします。
そのもとにあるのは親でした。
私に向き合ってくれず、自分の見たいようにしか、私を見ようとしなかった両親。
恨みを抱えて生きるのは、苦しいです。
誰かを憎みながら生きるのは、つらいです。
したくもないことを、しないといけないからする人生は、つまらないです。
そういう自分の真実に気づくために。
大切な人を大切にするために。
まだ始まったばかりですが、丁寧にやっていきたいと思います。
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https://aca-japan.org/docs/books.html
ACAに繋がってなくても、欲しいと言えば送ってもらえます。
お求めの際には、ここの名前は出さないようお願いいたします。