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【発達障害】発達障害にとってテレワークは快適だという話

ADHD併存のASDである私にとって、このコロナウイルスにともなう在宅勤務推奨はとても喜ばしいことです。

なぜなら、今までの定型発達者に合わせた働き方は、とても窮屈かつストレスフルで、理解しがたかったから。

今日はその日ごろの鬱憤を愚痴りたいと思います。

 

発達障害の私が会社で働くうえでクッソ嫌だったことBEST5

まずは、今まで何が嫌だったのか、まとめてみたいと思います。

 

①無駄に集まる会議・研修

ずっと何の生産性もない話を密閉された部屋で行います。

酸素が薄いです。人臭いです。密です。

次第に気持ち悪くなります。

しかもずっと座ってないといけない。私は長い間座っていると、体をゆすったり貧乏ゆすりしたり、指をトントンしたくなります。激しくイライラします。でもそれをすると「落ち着きがない」と怒られます。知るか。

どこの国の拷問だったか忘れましたが、背が伸ばせない狭い檻に、長座前屈姿勢のまま縛り上げてずっと放置する拷問があります。

背が伸ばせないので、圧迫感に恐怖感をつのらせます。次第に腰椎が軋み、対象者は悲鳴を上げます。死ぬほどでもないがずっと苦しく痛い状態で放置されるというむごい拷問ですが、まさに会議はそんなイメージです。

 

②フリーアドレスのオフィスで内勤(事務処理)

私は、人が背後を通るだけで落ち着きません。立ち止まられたら絶対振り返ります。

しかもアホみたいに大きな声でしゃべっている社員や、くちゃくちゃ何か食べている社員や、キーボードをたたく音、何かを落とした音、扉をとじる音など、オフィスって騒音がすさまじいです。

こんなやかましい環境で集中するなんて、どだい無理な話です。

それだけでも無理なのに、中身のない話を話しかけてきます。マジで勘弁してほしい。

話しかけられると作業が止まります。ASDは一つのことに過集中はできますが、マルチタスクはすこぶる苦手なので、毎回どうでもいい話で中断させられて、ものすごくイライラします。

しかも、いつ話しかけてくるか、わからない。お化け屋敷で素数を数えているようなものです。びっくりしたら1からやり直し、みたいな感じで、心が折れます。

ふつうに神経が衰弱します。その徒労感といったら、まさに賽の河原みたいな感じです。

それを活発なコミュニケーションのために、固定のデスクをつくらず、フリーアドレスにするなんて狂気の沙汰です。

背後を取られないように毎回律儀にすみっこぐらししているのに、その安全地帯をどうでもいいパリピ社員が奪っていたりしたら、私の内勤はもう実質不可能になります。だからそういうときは帰ります。

 

③即対応しないといけない電話・メール

文明の発展を私ほど恨んでいる人はそうそういないでしょう。

携帯電話やネット技術が発達してしまったことにより、いつでもどこでも社畜に変身できるようになってしまった、この現代社会は軽く地獄です。

「さあ頑張ったしちょっと落ち着こうかな」と思ったら、見計らったように話したくない人から電話かかってきます。あれ何なんでしょうかね?見てるのかな…?と思うくらいドンピシャのタイミングで着ます。

今は外回りが忙しいからそれだけに集中したいってときに限って、「今日中」とか「ASAP(as soon as possible(可及的速やかに)の略)」とか書いてあるメールがきます。追い込むように上司から「返事まだ?」みたいな催促の電話がきます。

「今それどころじゃないっちゅーねん、見てわからんのか?!…あ、見てないからわからんか。」みたいな、振り上げたこぶしをどこに振り下ろしたらいいのかわからない、あのやり場のない感情…。ひとりになって泣きたくなります。

しかもそういう「急いでくれ」という要件に限って急がなくて良かったり、本部の事情でもう一回やらないといけなくなったり、それなら邪魔しないでほしかったよね、っていうことばっかりなので、ものすっごく心が清らかな時にしか、電話は取らないようにしています。

 

④ミーティングや社内企画のスケジュール調整

絶望的に都合が合いません。

いやがらせかと思うくらい、違う日時を指定してくる上司たち。「ほんならもうやめましょっか」って言いたくなります。イライラします。

ていうか、そんな大したことしてないくせになんでそんなに無駄に会議でスケジュール埋めてんだよ。それだけ話して時間使ってたらもっと建設的な話でるだろ。何を話してるんだ毎日。

そもそも、集まること自体に意味がないのです。

今回はっきりしたのは、この発達したネット社会において固定した場所に集まる必要などなく、その制約条件さえなければある程度の人数は仮想空間に集まれるわけで、ミーティングをどうしてもしたいなら、希望者だけでネットでやれば事足りるということです。

それなのに、やたらひとっところに集まりたがる社員が多いこと多いこと。さびしんぼかよ。免疫細胞や血小板の凝集作用じゃあるまいし。無駄に密なんだよなぁ。

しかもせっかく決めたのに、直前になって変更したり、「○○の時間にしていい?」とか聞いてくる、あれマジで勘弁してほしいです。

こっちはもう一日のスケジュールをそれを見越して完璧に組んでいるし、もうそうしないと動けないマインドになっているのに、総崩れします。

もう無理…ってなります。

それがあんまりわからないようで、しっかりここぞとばかりに予定変更して心を折りにくるので、もはや感心しています。

(そういう日はもう何もできないので寝てます。)

 

 

⑤通勤ラッシュ

これは田舎に来たので少し緩和されましたが、都市部で働いていたころはもうこれだけで「はい。今日も一日お疲れさまでした」って感じでしたね。

電車、混む混む。埼京線で足が浮くとか言われて「んなバカなw」って思ってましたけど、浮きました、85kgの私が。

すごいエネルギーです。発電に使えばそれで電車が動くんじゃないかと思うくらい無駄にすごい。ほんとすごい。

ただでさえ人に会いたくないのに、至近距離に知らないおっさんの顔があって吐息がかかる狭い箱に1時間はゆられないといけないこのきつさたるや、筆舌に尽くしがたいです。阿鼻叫喚です。

女性が目の前にいようもんなら、痴漢と疑われないように両手を挙げて予防策を取らないといけません。中年のおじさんと密着しなきゃいけないのは女性だっていやだよな、と思いながら、これしかないんだよな、と諦めて濁った瞳で虚空を眺め両手バンザイを続けるしかありません。飛び立ちそうです。

車もイライラします。今は社用車で通勤していますが、割り込むわ、ウインカーださねーわ、急ブレーキするわ、俺をイラつかせるために運転してくれてるんですか?ってくらい1日20回はイラつかせてきます。しかも朝・夕に集中してやってくるんですよね。

みんな急いでるんだろうし、行きたくもないところに行くので気持ちもささくれ立ってるんだと思います。

 

 

集まる必要性がないなら、時間や場所は各々好きにすればいい

さて、発達障害関係なくただの愚痴になってきた感が否めませんが、こんな感じでイライラする一番の原因は、「朝定時に出社しなくてはいけない」だったり「会議で集合しなくてはならない」という、場所や時間を限定する働き方に起因していると思うんですよ。

今回コロナウイルスでリモートワーク・在宅勤務が推奨されてはっきりしたのは、

「なんだ、集まらなくてもいいんじゃん」

ってことです。

集まらなくても、まわるんですよやっぱ。

うちの会社なんて月に2回1日中会議してましたけど、それがそもそも必要ないけど、少なくとも集まる必要だけは確実になかったってことです。

おかげで、この縛りがなくなるだけで、クッソ嫌だったことの①②④⑤は解消されました。

めっちゃ快適です。うれしー!!もうずっとこのままでいてほしい!!

だって聞いてるふりして適当に聞き流すことだってきるんです。周囲に監視の目が無くて、後ろをだれぞが通ったりしなくて、静かで落ち着ける環境ならば。

つまんなかったらゲームしてればいいし、本読むのもいいし。特にワンウェイで垂れ流されていて聞いてくれと言われているような一方的な配信の場合、結局一生懸命聞いても大したことはしゃべっていません。

話すべきことだけを短時間でオンラインで話し、各々好きに時間を使える…これ以上に素晴らしい事があろうか。いや、無い。(漢文の反語形なつかしい)

 

ASDの特性からなぜ快適なのか考える

ASD(自閉症スペクトラム)という発達障害は、一般的に以下のようであると言われています。

  • 騒がしい場所が苦手
    聴覚の過敏さから、騒がしい環境が苦手です。音の刺激が強く不安定になりそうな場合は静かな場所に移動したり、耳栓やイヤホンをつけるなどの対策がとれるとよいでしょう。
  • 情報受信が特異的
    曖昧な情報を理解することに苦手さがあります。情報伝達の際には、以下を意識しましょう
    ▶文字やイラストを使う
    ▶×抽象的 〇具体的
    ▶「走らない⇒歩く」など肯定的に
    ▶端的に段階的に
  • 感想を表現することが苦手
    “正解”のない感想を表現することに苦手さがあります。焦らずに「つまりxxということ?」と問いかけながら言葉を引き出すなど、本人の思いや考えを言葉にするためのサポートができるとよいでしょう。
  • 突然の予定変更が苦手
    先の見通しが立たないことに不安感を覚えることがあります。急な変更は避け事前に情報を伝えられるようにしたり、どうしても変更が必要な場合は意図や理由を伝えましょう。
  • 失敗への恐怖心が強い
    失敗することへの恐怖心が強く完璧主義になることがあります。段階的に耐性がつけられるよう「惜しかったね」と婉曲的に伝えるなどの工夫が必要です。”失敗しても大丈夫”という経験を積んでいきましょう。

出所:【図表でわかる!】ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー)の特徴 | ASDって何?どんな困りごとがあるの?

これらは定型発達者の目線でかかれているのか、若干「定型より苦手なことが多い」みたいな書き方ですが、わたしたちからすればこんな不条理な、しかも変えられることなのに、理由もなく変えないで耐えようとする定型発達者とは、やはり感覚が違うとしか言いようがありません。

しかし、私が先ほど列挙したクッソ嫌なことと見事に合致しています。

つまり「苦手な人もいるんだし、ただ選べるようにすればいいだけなんでは?」と思います。

 

まとめ:このままテレワークが定着してほしい

会議は自由参加にして、参加したい人で話し合えばいいし、話し合うにしてもリモートで参加できるようにすれば、参加できる人は増えるでしょう。

それじゃあ参加してくれなくなる?

そりゃあ、意味ないって思われてるからです。それに誰もしたくないから集まらない、したくないことなら、しなければならない理由を明確にするべきです。

ああ、どうしてもしなくちゃいけないんだな、ってわかる合理的な理由があれば、みな参加するでしょうし。

理由もない、意味もない、やりたいひともいない。

そんなこと、やめちゃえばいいのに、ということをいつも思います。

でも、いうとみんなそれを言っちゃおしまいよ…みたいな顔します。意味が分かりません。

このコロナウイルスのパンデミックが、人が集まるリスク・ストレス・環境に対する感じ方の多様性について、みなが深く考える良いきっかけになったらいいな、と思います。

【仕事】会社の指示に従うことがつらいひとへ

会社に勤めている人にとって、共通の悩みなんじゃないでしょうか。

「今日中にあれをやれ」

「早くこれをみろ」

「なぜまだできてないんだ」

朝令暮改のくだらない指示が雨あられと降ってきます。その処理に右往左往していると、疲労感だけがずっしり肩にのしかかってきますよね。

そんなひとにぜひ読んでほしいなと思って書きます。なぜなら、私がそうだったから。

 

実は、会社の指示は真剣にやらなくてもいい

そんなわけないやん、と思うでしょう。

でも、私自身試してみたんですけど、事実でした。

提出物、リモート会議、営業ノルマ、KPI(Key Performance Indicatorの略で、日本語に訳すと「重要業績評価指標」という意味)。

これらを一か月間、形だけやっているふりをして、一つも真剣にやらないことにしました。

全部内心で無視してみたんですよね。そうしてみたら、誰もそれに気づきませんでした。

そして、驚くべきことに結果(売上や伸長率)も変わりませんでした。

それでいて、無駄が省かれて、私の心はとても落ち着いていて、穏やかでした。

当然、上司や他の従っている人は、私が指示に従うようにコントロールできなくてイライラしたり説得したりしようしているようでした。

しかし、結果が変わらないので、次第に黙りました。

 

 

意味がないのに「従わないといけない」と思い込んでいる理由とは?

結果が変わらないとしたら、私たちはなぜやらないといけないと思うのか?

なぜ、イライラし焦り、やりたくないと愚痴りながらもやろうとするのか?

 

それは、「もし従わずにうまくいかなかったとき、会社に言い訳ができない」からです。

 

会社の指示に従っている限り、うまくいかなくても「会社の指示が間違っていたからだ」という言い訳ができます。評価者から責められたときの私たちの心の安全を守ってくれます。

実は私たちは、「従いたくない」と言いながら、メリットがあるからあえて能動的に選択しています。従えば責任を負わずに済む。だから私たちは嫌々やるべきだ、それが仕事なんだ、と思って我慢しています。

そう、実はやりたくないのに我慢しています。それでもやる理由は、デメリットを上回る「責任転嫁」のメリットがあるから。

 

見定めないといけないのは、「本当にメリットがあるのか?」ということです。

会社は結局、結果が悪ければ守ってくれません。

失敗をすれば切り捨てるし、結果が出ない場合は契約更新してくれません。

結局は、なんだかんだ言っておきながら、私たちのことを深く考えてくれてなどいないのです。

替えがきく労働力。それが日本という国の、企業という組織の、労働者に対する扱いです。

つまり、どれだけ尽くして会社のために何かをしたとしても、報われる可能性はそこまで高くない。非常に効率が悪い。「慈善事業」に近い。ただの善意のボランティアです。

 

会社に使われるな、こちらが使ってやれ

私たちは、会社のほうが、労働力が必要だから、提供してあげているのです。

雇ってもらっているのではありません。

雇われてあげているのです。

雇用関係というのは対等です。契約に基づき労働に見合った賃金を支払う、というフェアトレードです。

 

だから、相手が望む最低レベルをきちんとこなしていれば、とやかく言われる筋合いはない、ということです。

 

逆に、会社を使いましょう。

会社はツールです。個人ベースではできないことを、組織の力を借りて実現することができる。それを可能にするために、私たちは能動的に会社に所属している、と考えましょう。

会社に尽くすことが生き方を磨く、みたいな稲盛和夫さんの時代の考え方は、正直もう不可能だと思っています。不平不満を漏らさず「自分は素晴らしい会社に勤めているのだ、素晴らしい仕事をしているのだ」と自己洗脳するには、あまりに報われない不義理が行われているのが現実です。稲盛和夫さんの時代のような終身雇用制度はもはや崩壊し、上が下を育てるような愛情は希薄になっています。

この時代、わたしたちには「この会社を選ばない選択肢だってある」と気持ちの上では組織と自分を切り離すことが重要です。今あるツールとして会社をこちらが使って、スキルアップすればいい。その結果、自分が実現したいワークスタイルが確立できればいいのだと思います。

 

まとめ:私たちは縛られず、好きにしていい

そう考えると、会社に従う価値は、どこまであるのでしょうか。

私は、会社に何度も改善提案をしてきました。

方針や指示に矛盾が有ったり、効率が悪かったり、意味がないことには、エネルギーを最大限に割いて真摯に提案してきました。

しかし、会社は「それはわかるけど、もうすでに決まってしまったから動かしたくない」ということで、何も汲んではくれませんでした。

私はここで底打ちしたといいますか、会社の方向性はもう私には影響できないものなんだな、と悟りました。「もっとこうしてほしい」という願望を持つことを諦め、コントロールを手放した境地に至りました。

そうすると、「もう好きなだけ、好きなようにやったらいいんじゃないかな」と思って聞き流すことができるようになってきました。

やりたいんだったらやったらいいと思います。結局やってもやらなくても同じなら、やって上司に評価されようと、やらなくて評価されなかろうと、私の本質的な価値は変わらないのです。ならやらなくていい。

お互い、好きなようにやったらいいんだなって感じます。

「給料分の、会社が株主に提出しなければならない『やってる雰囲気』は整えるよう協力してあげるから、まぁ好きにがんばってみて」と思って、会社の向かう方向を俯瞰して眺めることにしました。

納得してないことを無理にやらなくて良いって、分かりました。

もういちいち全部真面目に取らなくても良いんだなって思って、気が楽になりました。

 

あってるとか、間違ってるとか、やってみるまでわからないんですよね。

自分で思い描いたことは、やってみるまでわかりません。

私がやりたいやり方は本当はやってみたら効率が悪かったり間違ってるかもしれません。会社のやりたい方向性が結果的に成功するのかもしれません。

つまり、会社の方針も、個人の方針も、現時点では良いも悪いもない。

結果が出ないから悪いわけでもないし、結果が出たから正しいわけでもない。

結局、最も重要なことは「今ココの自分が、納得してやれることかどうか」だけなんですよね。

結果がまだわからないなら、確か道しるべはそれだけです。

だから、誤魔化さずにやりたいことを、あなたが決めてやるだけでいいのです。

そう、あなたが決めていい。やるかやらないかは。

それぞれ、会社も私たちも、やるときめたことをやればいいだけ、実はシンプルだった、ということです。

 

ちなみに、他の社員がイライラしたり不安になったり、上司が言うことをきかせたいっていうのは、実は相手のなかの課題であって、私の課題じゃないんですよね。

他人は鏡にすぎません。人は他人を鏡に見立てています。

うつった自分に対して、抱えているイライラをぶつけたり、怒鳴ったりしてるわけです。

だから、本質的には自分が言われてるわけじゃない、と思うと気が楽になります。

私たちは、私たちそれぞれの声だけに従えばいい。

シンプルに生きましょう。

【発達障害】ASD(自閉症スペクトラム)としての生きづらさ

発達障害の私の特性は、人を傷つけやすい。

 

①中断させられること

たとえば私は、一つのことに集中しているときに煩わされるのが、ものすごくストレスだ。

ブログを書いているとき。

仕事をしているとき。

食事をしているとき。

寝ているとき。

何かをするためにマインドセットした後に、それを中断しなくてはいけないとき、神経がブチブチと音を立てて断裂するような感じがする。

精神が千切れる音がする。

また集中し直そうとしたときには、完全に気が削がれていて、思い描いていたことが霧散している。

そんなことが繰り返されると、もう何もしたくなくなる。したいと思っていたこと、したいという感情自体が、煙のように消えてしまう。

他人と接する可能性があるときは、いつ何時でも自分がやっていることより他人のタスクを優先できるようスタンバイしておかなくてはならない。

つまり、100%集中などできはしない。

100%集中して作り上げたものでなくては、不満は必ず残る。やり切っていないからだ。全力を尽くしたと言えないものを、私は私自身が好きになれない。

せっかく気持ちを多少込めたとしても、それを見るたびに「邪魔さえされなければ」という我執が首をもたげる。そんな不快なものは、いっそ存在しないほうがいい、とゴミ箱行きになる。

私の文章も、考えていることも、取るに足らないチラ裏にでも書いておけよという内容かもしれない。実際そんなレベルのものだ。それの多少の良し悪しに拘って何になる、という思いもあるにはある。

しかし、私が今まで綴ってきたものは、そのときそのときの全力のひと振りであり、だからこそ読み返したときに気づきがあるのも事実だ。

だからのめり込んでしまって、周りが見えなくなる。

 

②予定変更

たとえば、予定変更があると、動揺するしイライラするし、パニック状態になりやすい。

あらかじめ考えていた予定や効率や心構えを、一度全部ぶち壊しにされる。本当に挫けそうになる。

「なんだそのくらい、さっさと気持ちを切り替えればいいじゃないか」と言われるけれど、みんなどうやってやっているのか、本当に不思議でならない。

感覚的には、数日かけて進めたゲームのセーブを全部消されたくらいのインパクトがある。それを「そのくらい」と捉えてさっさと切り替えて過ごすなんて、私は何回輪廻転生してもできる気がしない。

もはや悟りを開き何にも動じない心に至るしか道はないと思っている。

予定が変わってしまったら、とにかく深呼吸して、落ち着く。呼吸に意識を集中させる。

でないと、気づいたらパニックになっていて呼吸をしていないことがあるからだ。呼吸がうまくできずに、ノルアドレナリンが放出されてどんどん気持ちが不安定になっていくから、最初が肝心。

 

生きていかなくてはならない

こんな調子で、恐る恐る生きている。

この世で、社会的な生き物として、つまり人として暮らしていくためには、常に他人がすぐそばにある環境に適応しなければならない。

予定変更など日常茶飯事だ。そうなってもパニックになったり、人や物に当たってはならない。

 

それだけのことだと思われる、それらのことが、とてつもなく難しくて辛くなる。

その場に応じたTPOをわきまえ、自分のタスクは確実にこなしつつ、他人にも気を配り、社会全体の最適化を目指さなければならない。

なぜなら、それができない場合、一番近くにいる誰かを蔑ろにしたり、邪魔されるストレスをぶつけたりして、傷つけてしまうからだ。

 

私は人を傷つけたくない。

でも、生きている限り傷つける。

ASDとしての生きづらさはここにある。

生きているだけで、ストレスなのだ、この世は。

私が人を傷つけずにいるためには、究極で言えば、私がいなくなることだと思う。

ゼロになればマイナスは生まれない。何をかけてもゼロだ。存在がない、ということはある意味で「影響を及ぼさない」という価値がある。

自分が自分らしく生きてあまり社会的に難だと思われない人には分からないだろう。不協和音を奏でることしかできない亜種として生きる人の気持ちは、亜種にしかわからない。

精いっぱいやってきたつもりだが、さらなる改善を見込むためには、自身の心情と思考プロセスの説明を簡潔に分かりやすく伝える技術が不可欠だ。

だからこそのアサーティブネスなのだが、今はなんだかすごく疲れた。

【仕事】働きながら専門学校に行きたい人が押さえるべき4つのポイント

このたび、私は2年間かけて社会福祉士という国家資格に挑みました。

働きながら国家資格(社会福祉士)を取るってどんな感じなの?

特に何を押さえればいいの?

という疑問にこたえようと、まとめてみました。

 

「社会福祉士」とは?

社会福祉士は、いわゆる「ソーシャルワーカー」と呼ばれる社会福祉専門職の国家資格です。

身体的・精神的・経済的なハンディキャップのある人から相談を受け、日常生活がスムーズに営めるように支援を行ったり、困っていることを解決できるように支えたりすることが主な仕事となります。

また、他分野の専門職などと連携して包括的に支援を進めたり、社会資源などを開発したりする役割も求められます。地域を基盤として、さまざまな場所で活躍しています。

1987年の「社会福祉士及び介護福祉士法」制定と同時に誕生し、少子高齢社会がすすみ、さまざまな福祉的課題が注目される現在、社会福祉士への期待はますます高まってきています。

 

※国家資格には「名称独占」と「業務独占」の2種類の資格がありますが、社会福祉士の資格は「名称独占」です。資格を持っている人だけが「社会福祉士」と名乗れますが、業務に関しては資格を持っていない人も行うことが可能です。医師や看護師などの資格は「業務独占」となります。

 

仕事の内容は?

社会福祉士の仕事の範囲や対象は多岐にわたります。

お年寄りや身体・知的障害者、ひとり親家庭などの相談にのり、それぞれの状況に応じた支援を行います。また、行政や医療機関など各関連施設をつなぐ役割も担います。

社会福祉士資格取得者が働く職場としては社会福祉施設等が多く、その他社会福祉協議会、医療機関、行政機関、独立型社会福祉士事務所等が代表的なものです。

 

資格を取るまでの道のりは?

社会福祉士の資格を得るためには、「社会福祉士国家試験」に合格しなければなりません。

国家試験を受けるまでにはさまざまな道のりがありますが、大きくは大学等で指定科目を履修する、短大等で指定科目を履修して実務1~2年を経験する、養成施設を経る、指定施設で実務を5年以上経験するという4つのルートに分けられます。

※受験資格の詳細は、公益財団法人社会福祉振興・試験センターを参照ください。

 

つまり、現在働いている人で全く福祉にかかわりがなかった人で、4年制大学を卒業している人は、社会福祉士一般養成施設(実習込みの福祉系専門学校)に1年以上行けば国家試験を受ける権利を得ることができる、ということです。

 

社会福祉士国家試験について

国家試験は、年1回2月初旬に行われます。

筆記試験のみで、5つの選択肢から原則、正しいもの(適切なもの)を選ぶ形式です。

だいたい毎年4万人くらいが受験して、1万人くらいが合格(合格率25~30%)の試験です。

 

■第31回(2018年度)受験データ(厚生労働省発表)

受験者数/41,639名(43,937名)
合格者数/12,456名(13,288名)
合格率/29.9%(30.2%)
*( )内は前年データ。

 

参考:社会福祉士とは?(中央法規)

 

働きながら通える通信制専門学校

1年8ヶ月、私は専門学校生となり、無事卒業しました。

肝心な学費は、トータル 36~40万円前後でした。(教科書・実習費用込み)

「スクーリング」という学校へ実際に行き、講義を受ける日が11日間あります。いずれも、土日や大型連休に合わせて、仕事に支障があまりないようにスケジューリングされています。

「レポート」の提出が通学の証明となります。2か月に1回4通、40回ほど、約2000字のレポートを提出しました。これは仕事をしながら、空いた時間を見つけて書きます。テキストを読み、設問に対応する小論文を作成するようなイメージです。これで、100点満点中60点以上を毎回とれば、無事卒業となります。

「相談援助実習」が、働いている人には一番厄介です。

入学時に実務経験が1年未満の方(2020年3月31日時点で実務経験が1年以上ない方)は「相談援助実習」の履修が必要です。社会福祉の現場で実習を行い、相談援助に関する専門知識や専門援助技術、関連知識を学びます。

実習は、学校が指定する施設において、180時間以上(23日間)実施します。

時期は、スクーリング「相談援助実習指導(実習前)」受講後、だいたい1月~8月となります。

参考:日本福祉教育専門学校HP 四国中央医療福祉総合学院HP

 

押さえるべきポイント1:あらかじめ上司に了解を取る

事前に許可を取らなくてはならないのは、「相談援助実習」の実習期間、休みをいただくことです。

180時間以上(23日間)というと、ほぼ1ヶ月まるまる職場を離れることになります。なぜなら、実習は可能な限り連続して経験しなくてはいけないからです。

なので、どうしても出席しなくてはいけない会議以外はすべて有給休暇や代休を繋げて休ませてもらうことに、上司に了解をもらわなくてはなりません。

有給休暇は労働者の義務なので、本来であれば自由に取る権利があります。なので、上司が「困る」と言ったとしても、権利を行使して強行することは可能です。

しかし、現実的には一応了解をとるのが一般常識とされているので、事前に相談しておきましょう。あとあと「聞いていなかった!」などと騒がれて実習中に連絡されても迷惑ですし。

ちなみに、私は事前に直属の上司とその上長とその上にも了解を取り入学手続きをしたにもかかわらず、夏が来て休むことを改めて確認したとき「聞いてない!」と言われ、呆れ返りました。聞いていないわけないだろ、アホか。

 

押さえるべきポイント2:あえて仕事を詰めこみ過ぎない

実は、レポートが結構大変です。

学校によっては、手書きを強要されたりします。(コピペ防止のため)

私の通っていた学校も途中まで手書きでした。私は課題をため込む典型的なサボりタイプなので、2か月ごとに2000字×4通=8000字のレポートを一晩で書いたりする羽目になり、泣きそうになりながら腱鞘炎一歩手前の手を引きずり、なんとか卒業した感があります。

真面目な皆さんにおかれましては、こんなことはないかもしれませんが、日ごろの仕事を詰め込み過ぎると、こんなことになってしまうかもしれません。

私は仕事で手を抜くことが当時、とても下手っぴだったので、全力でやって夜は泥のように眠り、土日は疲れて何もできない、ということになっていました。

なので、学校に通いだしたら、少し仕事のスケジュールは楽をするようなイメージでスケジューリングして、レポートを書く時間を少し開けるくらいの余裕があったほうが、いいなと思います。

土日にやろうと思っても、結構やれません。家庭の用事が入ったり、スクーリングが入ったり、結構時間ないです。平日にやれるように、調整したほうが無難です。

 

押さえるべきポイント3:試験対策は3ヶ月前からはじめると楽

せっかく2年近く学校に通っても、国家試験に合格できなくては当初目的としていた「社会福祉士」は取れません。

なので、国家試験の試験勉強はしっかりやる時間を必ず確保しましょう。

19科目あり、そのどれかで0点科目があると無条件で落ちます。

合計で60%が合格ラインとされていますが、その年の難易度により合格ラインは上下します。

だいたい100点以上取れていれば確実ですが、そうすると67%、約70%点数を取れなくてはなりません。この点数は過去問を見ていただいたら分かると思うのですが、結構勉強しないと取れません。

少なくとも3ヶ月は真面目に勉強する時間を設けたほうが無難です。

私の参考にならない試験対策レポートを、以前ブログにあげたので、もしよかったらご覧ください。勉強方法だけは参考になるかもしれません。

【社会福祉士】私はこうして5日間で合格率30%の国家試験に合格した(2020年最新版)

 

押さえるべきポイント4:学費サポートを活用する

失敗したのがこれです。
「専門実践教育訓練給付金」というのがあります。

「学費クッソ高いやん…」と思った方。ちゃんと卒業したら、お金50%戻ってきます。

教育訓練経費(学費)の50%に相当する額(最大40万円)が支給されます。さらに、資格取得をし、かつ修了した日の翌日から1年以内に一般被保険者として雇用された場合、教育訓練経費(学費)の20%(上限16万円)が追加で支給されます。

私はこれの申請時期をうっかり逃してしまいました。妻にめっちゃ怒られました。学費が40万円だったら、20万円返ってくるからです。

これはマジで本当に後悔しているので、専門学校の人によく話を聞き、ハローワークで現職の勤務状況と照らし合わせて支給対象になるか確認に行きましょう。ハローワークで所定の手続きが必要だからです。

※制度に関する詳細は最寄のハローワークへお問い合わせください。

 

まとめ:仕事をしながら資格取得するのは楽しい

「仕事をしながら学校なんて通えるかな」

「私はそんな余裕ないから」

と思って、興味がある資格取得を諦めかけている、そこのあなた。

やる前から諦めてしまったら、もったいないですよ。

あなたなら、できます。大丈夫。

 

資格取得のために通学する学校では、同じように働きながら資格取得を目指す仲間に会えます。本当にみんないろいろな仕事をしていて、異なる人生経験を積んでいます。全く知らなかった世界が開けます。それだけでも、学費を出して知らない世界に飛び込む価値があります。
トライすることに意味があります。応援しています。